アルゼンチンでしかできないことがあり、Gaturron'tはそのひとつだ。この種の展覧会は私が見た中では初めてだと思うし、グラフィック・ユーモアの世界でも前例がないことはほぼ間違いない。漫画家とその作品だけに特化した初めてのテーマ別集団なのだ。
Gaturron'tは4月4日、ブエノスアイレスのテムズ通り240番地にあるCooperativa Cultural QI(ビジャ・クレスポの文化スペース)で開催された展覧会/パーティーである。このイベントは、ホセフィナ・ブラットマンと、2016年からラテンアメリカのビジュアルアーティストやイラストレーターとコラボレーションし、彼らの作品を出版・配布している出版社兼文化プロデューサーのProyecto Piranhaによって企画された。
このファンタジーのタイトルを訳すのは簡単ではないが、「ガトゥーロに反対」あるいは「ガトゥーロに反対」といったところだろう。
Gaturroは、Nikとして知られるCristian Gustavo Dzwonikによって作られたキャラクターである。 Gaturroは、Garfieldの"海賊版"、つまり、ジム・デイビスの有名な猫の悪いコピーである。
ニックが彼を嫌っているのは明白だ。ギルド内でも一般大衆の間でも。アルゼンチン、そして世界の他の多くの国で、彼のサインはすでに盗作の代名詞とされているという悲しい名誉がある。その理由は、こちらと こちらをご覧いただきたい。
この展覧会を「エスクラージュ」と呼ぶ者もいれば、「カウンター・オマージュ」と呼ぶ者もいる。また、"fachos "に矛先を向ける者を "facho"と呼ぶ者もいる。また、この展覧会を「反ユーモア主義でチンポをしゃぶる役人に対する反文化的展覧会」と定義する人々もいる。
漫画家ニクガトゥーロにインスパイアされた展覧会」として企画されたこの芸術的で祝祭的なトロッコには、50人以上のアーティストの漫画が集まった(作者リスト)。イベントはDJグループによって盛り上げられ、最後はMora y los metegolesのパフォーマンスで幕を閉じた。スタッフは楽しい時間を過ごした。
ニク自身もこの展覧会を訪れ、自分のキャラクターが活躍するヴィネットを鑑賞したという話もある。
Gaturron't』展の作品の一部
ガチュロはポゴセッションに熱中し、手から手へと素晴らしい時間を過ごした。